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東日本大震災から1ヶ月

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タイトルのとおり今日でちょうど1ヶ月。
自分は現在東京にニアリーな千葉に住んでいるので今のところ停電以外は大した影響もなく、当日も会社からゆっくりと7時間かけて家まで歩いて帰った程度にして実家の方も新潟なのでこれといった被害もなく家族・友人とも何事も無く過ごせているようだ。
地震直後は震災の影響や仕事のバタバタで時間があまり無かったのでキリもいいところだし少し思うところを書いてみる。

様々な支援活動について

「ちょっとの人間を喜ばせただけ」――江頭2:50さんが物資運搬の真相を告白

話題になったエガちゃんこと江頭2:50さんのおはなし。
これに関してはすごい行動力だと思った。
本人の行動力もさるところながら周りの方々の支援体制。
素直に感心したなぁ。

それとは別にちょっと悲しい記事。

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

これが被災者の現状だったりする。
僕だってマジでしんどい時に笑顔で「頑張って!」とか言われたら思わずぶん殴りたくなる。
1年前に月の休みが3日な上に2日に1回ぐらい徹夜してたのでこの人の気持ちの1/10に満たないまでもその気持ちはわかる。

そして地震直後1週間ぐらいTLで見かけるイラストレーターの応援イラストやらみんなで歌を歌って届けようという企画だったり。
正直僕には全く理解できなかった。
恐らくそのイラストや歌を見たり聞いたりできる人はたいした被害に遭っていない人たちだけ。
そりゃだってネットでしか公開してないんですもの。
救われるのはその大して被害に遭っていない人と描いたり歌ったりした本人の気持ちだけじゃないですかね。
どうせやるならその絵や歌を売ってその収入を全て義援金に回すとかしたほうがいいんじゃないですかね。
そうでもしないと被害が直撃した地域の人になんて届かないですよ。

仮に届いたとしても先にリンクを貼った記事の人のように「だからなんだよ、ふざけるな」って思う人も多くいるでしょうね。
もう10何年も前の話だけど家なき子の「同情するなら金をくれ」ってホントこのことだと思う。
復興してからネットが使えるようになってこの時のイラストや歌を見たり聴いたりして震災当時のことを思い出す人だっているでしょう。

別にやってる人たちを批判するわけではないがもう少し実益を伴う方向に持って行け無かったのかと思う。
そのようなことをせず電気の節約をすることも今は大事なんだ。
「何もしない」という選択肢も電気不足の現状では確実な支援になるからね。

少しでも良いことしようと思うなら募金するのが1番手っ取り早く確実の届く手段です。
救われるのは自分たちの心だけ。
届けたい人に迷惑しかかからない善行は偽善だと思うよ。


Categorised as: 考え方


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